標準ズームレンズで考えるフルサイズとAPS-C

標準ズーム

EOS7DIIが発売されて、フルサイズの6Dか新しい7D2かを迷っている人が多いのではないでしょうか。
以前の記事も書いたのですが、「高感度に強く画質にこだわるならフルサイズの6D」「連写や機能性に優れ、動き物を撮るなら7D2」ということになります。
APS-C機はミラーやシャッターが小さくて済むため、連写の面では有利になるのですが、ボディ本体やレンズを小さくできるメリットもあります。
そこで、標準ズームで違いを見てみます。

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フルサイズ用の標準ズームレンズと、APS-C用の標準ズームレンズを並べてみました。
左の2本がフルサイズ、右の2本がAPS-C用です。
比べてみると、やはりAPS-C用のほうが一回り小さくて軽量になります。
フルサイズ用(EFレンズ)は左から以下のレンズです。

フルサイズ用(EFレンズ) 希望小売価格 最大径×長さ 質量 フィルター径
EF24-105mm F4L IS USM 145,000 83.5×107 670g 77mm
EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM 78,000 78.4×96.8 540g 72mm

「EF24-105mm F4L IS USM」はEOS 6D のセットズーム。広角24mmから望遠効果が出る105mmまでの、一番使用頻度が高いところが一本ですむ便利レンズです。
最高の性能とまではいきませんが、色乗りもよくボケもあまり汚くないので、プロでも愛用者が多いようです。EOS 6D の最初のズームとしては最高だとおもいます。
ちなみにレンズ単体では値段お高めなので、EOS 6D とセットで買っておくべきレンズだと思います。
「EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM」はフィルム時代のレンズで、確かキヤノンが最初に発売した手振れ補正レンズだったと思います。
ズーム比の広さとIS付きで、当時の標準ズームレンズとしては大柄だったのですが、非常に便利なレンズでした。旅行のときはこのレンズ一本にフジ・スペリア400のフィルムを入れておけば、ほぼ間違いなく撮ることができました。しかし、フィルム時代は不満はなかったのですが、最近のデジタルだとちょっと力不足かもしれません。まあ、今から買う人はいないと思いますが・・・
APS-C用(EF-Sレンズ)は左から3本目、4本目が以下のレンズです。

APS-C用(EF-Sレンズ) 希望小売価格 最大径×長さ 質量 フィルター径 フルサイズ換算
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM 105,000 81.6×87.5 575g 72mm 24-136mm
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM 87,000 78.5×92 475g 67mm 27.2-136mm

「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」は旧EOS 7D にセットされていたズームレンズ。APS-C専用でコンパクトでズーム比もおおきく、なかなかシャープなレンズです。フルサイズ換算で24-136mm相当と申し分ない焦点距離。なぜこれが7D2 のセットズームにならなかったのかが不思議です。旅行などでは、EOS 70D あたりにこのレンズをつけるのが最高かも。
「EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM」は、EOS 40D のセットズーム。もっと安い18-55mmのズームよりもズーム比が大きく、ちょっと高い分、画質もよさそうです。開放F値は4.0ですが、小さくて軽く、フルサイズ換算27.2-136mmの画角は便利。フィルム時代のEF28-135mm F3.5-5.6 IS USMのデジタル用のようなものですね。
この4本の中ではいちばん軽量コンパクト。EOS-Kiss X7 あたりの小さなボディーに付ければ最高に便利かも。

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